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協会の活動・お知らせ

UAゼンセンと「派遣・有期雇用等で働く方々が安心して働くことができる環境整備に協力して取り組む」とした労使メッセージを締結

 当協会は、3月3日、UAゼンセンとの間で、「派遣・有期雇用労働者等が安心して働ける環境の整備、取引の適正化、労務費の価格転嫁による賃上げ原資の確保」に向けた労使メッセージを締結しました。(労使メッセージはこちらから
 UAゼンセンとは、2020年12月に「新型コロナ禍における派遣および有期雇用労働者等の雇用の維持・確保」について労使メッセージを締結しており、今回は第2回目の労使メッセージの締結となります。UAゼンセンは、繊維・衣料、食品、流通、派遣・業務請負など幅広い産業を対象とする日本最大の産業別労働組合です。


 今回の労使メッセージでは、「産業構造の変化や少子高齢化の進展にともなう生産年齢人口の減少により、雇用・労働環境が大きく変化する中、誰もが安心して働くことができる就業環境の整備、デジタル技術の活用拡大に対応した能力開発など、人への投資の重要性は一層増している。」との共通認識のもとに、
・派遣労働者の賃金原資となる派遣料金への適正な労務費価格転嫁の確保
・健全な労使関係のもとでの派遣・有期雇用労働者等の雇用の安定と均等・均衡処遇の実現
・労働力の需給調整という重要な社会的機能を担うBPO・派遣業界の健全な運営
・人への投資による雇用のミスマッチ解消やキャリア形成支援
などにより、派遣・有期雇用労働者等が安心して働くことができる環境を不断に整備していくことが重要であり、当協会とUAゼンセンは、今後も、相互の対話を深めつつ、それぞれの組織で、または共同して、派遣・有期雇用労働者等の課題解決に取り組んでいくこととしています。


 今回の会合には、当協会から清水会長はじめ理事等6人、UAゼンセンからは永島会長、書記長等5人が出席しました。 まず、労使メッセージが取り交わされたのち、賃上げと物価上昇による経済の好循環の必要性、賃上げ原資の確保につながる価格転嫁実現に関する課題、外国人材受け入れへの課題、AIをはじめとした技術革新が進む中での人材育成等、様々な課題について、活発に意見が交わされました。

 今後もUAゼンセンは派遣労働者・有期雇用労働者等を組織化する産業別労働組合の代表として、当協会はBPO/派遣の使用者団体として、相互の対話を深めつつ課題解決のため、派遣労働者・有期雇用労働者等が安心して働き暮らすことができる社会の構築をめざし努力してまいります。


 | 人材サービス事業者団体|一般社団法人 日本BPO協会
(左)清水会長 (右)UAゼンセン永島会長

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