2022年9月7日 – 厚生労働省職業安定局長との意見交換会が開催されました
今年度2回目となる厚生労働省と人材サービス業界7団体との意見交換会が、9月7日に厚生労働省会議室において開催されました。
厚生労働省からの出席者は、田中職業安定局長、松本審議官(職業安定担当)、篠崎需給調整事業課長、林派遣・請負労働企画官、高橋雇用政策課長、高西民間人材サービス推進室長でした。
当協会からは、清水会長、青木副理事長が出席しました。冒頭、田中局長から「これまで安定雇用の維持等で有効に機能してきた日本型雇用慣行であるが、バブル崩壊後、生産性の低い産業・分野から高い産業・分野への労働移動が進まないなど経済成長のボトルネックとなってきている。雇用の流動化が進む中で、健全な労働市場の整備を目指して、本日のテーマである労働移転と個人のキャリア形成支援について、人材サービス業界の皆様と有意義な意見交換をしたい。」との挨拶がありました。
会議では、人材サービス業界の概況・商況等の報告が行われた後、今回の意見交換のテーマである「労働移転」と「個人の継続的なキャリア形成支援」について、人材サービス業界団体による取組等の報告が行われました。
当協会の清水会長からは、別添の資料を基に製造現場において自動化が進む中で、需要が高まる設備保全人材についてポリテクセンター等を活用して育成するとともに、働く人がキャリアを考える機会の提供に取り組んでいる旨の説明が行われました。
この後、労働移転の推進や個人のジョブチェンジへの支援のあり方等を中心に活発な意見交換が行われました。