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　2024年6月21日に九州支部設立総会・交流会を福岡市内で開催しました。（参加者数27社55名、うちオンライン参加7名）
　当協会では、地域における会員企業の交流と親睦を深め、地域活動の発展を目的に、2020年度より各地域において支部の設立を進めており、この総会をもって、全国5地区すべてに支部が設立されました。

　支部設立総会に先立って、協会理事が福岡労働局を訪問し、小野寺局長、中野職業安定部長に支部設立を報告し、一層のご支援をお願いしました。その後、小野寺局長と「人手不足状況下での人材確保対策」などについて意見交換を行いました。
　支部設立総会では、設立の目的と事業計画等を説明した後、支部長および支部役員の選任を行い、下記の6名が選任されました。

　総会後の交流会では、福岡労働局職業安定部長　中野知基様によるご講演、九州経済産業局産業部次長/地域経済部次長　平田実様によるご講演、協会の活動報告、グループディスカッションが行われました。

　福岡労働局の講演では、冒頭、支部設立へのご祝辞と労働者派遣事業の適正な運営への協力に対する謝辞があり、その後、「九州地域における雇用の現状と労働行政の新たな展開」と題して、九州地域の最近の雇用失業情勢、労働行政の展開、労働力需給調整事業の現状について、ご説明をいただきました。九州地域は半導体メーカー進出に伴う労働市場への影響が大きな課題となっており、半導体関連の求人数の推移データなどは大いに参考になるものでした。

　次に、九州経済産業局の講演では、まず、支部設立へのご祝辞と経済産業行政への協力に謝辞が述べられ、「戦略産業が牽引する九州経済の新たなステージ」と題し、九州地域の半導体・デジタル産業戦略の方向性と半導体分野におけるサプライチェーン強化・人材育成等、地域経済の活性化に向けた九州経済産業局における取組についてご説明をいただきました。
　平田次長からは、「半導体産業では、ハイエンドだけでなくボリュームゾーンの人材育成・確保も重要なため、産学官連携で人材育成の強化を図るとともに、労働力需給のミスマッチ削減にも取り組んでいる。人材需給のギャップ解消、スキルアップなどBPO協会とも連携しながら、シリコンアイランド九州の新生に向けてお力添えをいただきたい」など、九州地域の魅力、今後の展望についての力強いお言葉をいただきました。