北海道・東北支部が設立されました
総会に引き続き、宮城労働局大谷需給調整事業課長によるご講演、支部幹事会社による取り組み事例の発表、協会の活動報告、グループディスカッションが行われました。大谷課長の講演は、宮城県内の最近の雇用失業情勢、労働者派遣事業の現状と課題、指導監督事例等についてお話しいただき、「労働力の需給調整機能を担う業界として適切な事業運営に引き続きご協力いただきたい」と、支部設立へのエールを送っていただきました。
事例発表は、株式会社シグマテック執行役員部長の池田裕貴様より「荷役業務への取組み」と題し、コロナ禍で既存の派遣・請負現場の人材需要の縮小に対応した新たな事業を立ち上げるため、荷役業務（物流）にターゲットを設定し、BPO事業を進めていく取組み過程をご紹介いただきました。参加後に寄せられた感想では、「ターゲットとする業務の設定の仕方など、今後の事業展開の参考となった」など、とても好評でした。
グループディスカッションでは、①新たな事業展開の進め方・営業戦略、②募集広告の工夫、③各種法律対応についての3テーマを設定し、希望するテーマごとに6グループに分かれ、活発な意見交換がなされました。終了後、各グループの代表に討議内容を発表いただき、参加者全員で共有しました。
参加者からは、「各社の取り組みを聞くことができ、大変役立ちました」「様々な階層の方と意見交換ができ、考え方の筋道を知ることができた」など、各社が抱える課題などを共有し、意見交換できる有意義な場であったとの感想をいただきました。