北海道・東北支部 秋の会員交流会を開催しました
北海道・東北支部では、2023年10月27日(金)に会員交流会を仙台市内の会場とオンラインとの併用で開催し、30名(オンライン参加は7名)の方々に参加いただきました。支部会員交流会に先立って、猪又支部長以下で宮城労働局を訪問し、竹内労働局長、大谷需給調整事業課長に、当支部の活動報告と一層のご支援をお願いしました。その後、「人手不足状況下での人材確保対策」について、意見交換しました。
今回の交流会では、宮城労働局大谷需給調整事業課長によるご講演、仙台大学の南條教授によるご講演、協会の活動報告、グループディスカッションが行われました。
宮城労働局 大谷課長の講演は、宮城県内の最近の雇用失業情勢、許可事業所等の状況、同一労働同一賃金の履行確保の指導事例等について、お話しいただき、適切な事業運営の協力を依頼されました。
次に、仙台大学南條教授より、「競技スポーツ界の現状と課題 柔道から見るスポーツの価値」と題し、講演いただきました。南條教授は、全日本柔道女子監督を務められており、「日本の競技スポーツ界が海外に比べて国からの支援が少なく、企業と大学との連携に支えられている現状のなかで、選手が希望する環境や地域への就職をどのように支援していくのか」など、経験談をユーモアを交えてお話しいただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。
続いて、グループディスカッションでは、①新規採用と人材定着、②営業戦略の2テーマを設定し、希望するテーマごとに4グループに分かれ、活発な意見交換がなされました。終了後、各グループの代表に討議内容を発表いただき、参加者全員で共有しました。
参加者からは、「ディスカッションのテーマに対して、各社ともに同様の課題や悩みをもっていることを共有できた。今後も、この縁を大切にして、情報交換しながら自社の事業活動に活かしていきたい」、「年2回の支部会員交流会で、知恵を出し合い、意見交換をし、会員の皆さんでよい結果を出し合っていきたい」との感想をいただきました。