2024年度 第1回BPO業界の動向に関する調査研究委員会を開催しました
日本BPO協会は5月27日、東京都内で2024年度第1回BPO業界の動向に関する調査研究委員会(委員長 佐藤博樹:東京大学 名誉教授)を開催しました。
BPO業界の動向に関する調査研究委員会は、当協会が2023年9月に立ち上げたものです。当協会では、2020年に「JBPO将来ビジョン2030」を策定し、活動領域をアウトソーシング全般に拡大しましたが、人材サービス分野におけるアウトソーシングについての先行研究はまだ少なく、その実情や課題など明らかになっていない点が多くあることから、本調査研究において、アウトソーシング業界の現状や課題、今後の展望を明らかにすることとしています。
2024年度は新たに3名の委員が加わり、計8名の学識経験者を招聘して、アウトソーシング業界の現状や課題、今後の展望を明らかにすることとしています。
2024年度の委員は、次の8名です。(敬称略)
委員長 | 佐藤 博樹 | 東京大学 名誉教授 |
委員 | 大木 栄一 | 玉川大学 経営学部 教授 |
委員 | 佐野 嘉秀 | 法政大学 経営学部 教授 |
委員 | 松浦 民恵 | 法政大学キャリアデザイン学部 教授 |
委員 | 山口 塁 | 独立行政法人労働政策研究・研修機構 労働政策研究所 研究員 |
委員 | 田上 皓大 | 独立行政法人労働政策研究・研修機構 労働政策研究所 研究員 |
委員 | 大曽 暢烈 | 名古屋経済大学 経営学部 准教授 |
委員 | 大平 剛士 | 大阪商業大学 総合経営学部 経営学科 専任講師 |
第1回委員会では、はじめに、佐藤委員長より、多義的に使われることが多いBPOの領域、他のアウトソーシング手法との使い分け等について紹介がありました。続いて、各委員より、自己紹介および本調査研究委員会で取り組みたい研究内容について説明がなされ、質問、意見交換が行われました。
次回の委員会(7月頃開催予定)で研究内容を確定させたのち、文献調査、ヒアリング調査を行うことしています。