業況判断DIはプラス4と前期比11ポイント上昇~業況判断DIは4期ぶりに上昇。人材確保は厳しい状況が続く~
【直近3カ月程度の状況】
・2025年7-9月期の売上高は、前年同期比増減率4.3%増(2025年4-6月期3.4%増)
・業況判断DI(「良い」と回答した企業の割合-「悪い」と回答した企業の 割合)は プラス4で前回調査(2025年7月・マイナス7)を11ポイント上回った。(図1)

・スタッフ社員判断DI(「不足」と回答した企業の割合-「過剰」と回答した企業の割合)はプラス86で、前回調査(2025年7月・プラス92)を6ポイント下回った。(図2)

・取引先数判断DI(「増加」と回答した企業の割合-「減少」と回答した企業の割合)は プラス22で、前回調査(2025年7月・プラス17)を5ポイント上回った。
・米国関税の影響や業界ごとの需給差により生産は横ばい、若しくは、凹凸があり、人材確保難が継続している。
【今後の見通し】
• 先行きの業況判断DIは、プラス 3 となっている。
• 先行きのスタッフ社員判断DIは、プラス 88 となっている。
• 増産が見込まれる業種がある一方、米国関税措置の影響による不透明感、生産の減産・横ばい傾向、および継続する採用難が主な懸念材料となっている。