業況判断DIはマイナス7と前期比10ポイント下降~業況判断DIは5期ぶりにマイナス。人材確保難も継続~
【直近3カ月程度の状況】
・2025年4-6月期の売上高は、前年同期比増減率3.4%増(2025年1-3月期5.2%増)
・業況判断DI(「良い」と回答した企業の割合-「悪い」と回答した企業の 割合)はマイナス7で前回調査(2025年4月・プラス3)を10ポイント下回った。(図1)

・スタッフ社員判断DI(「不足」と回答した企業の割合-「過剰」と回答した企業の割合)はプラス92で、前回調査(2025年4月・プラス91)を1ポイント上回った。(図2)

・取引先数判断DI(「増加」と回答した企業の割合-「減少」と回答した企業の割合)はプラス17で、前回調査(2025年4月・プラス14)を3ポイント上回った。
・米国の関税措置の影響等により先行きが不透明な中、生産調整を行う業種もあった。人材確保難は依然として続いている。
【今後の見通し】
・先行きの業況判断DIは、プラス6となっている。
・先行きのスタッフ社員判断DIは、プラス94となっている。
・増産が見込まれる業種がある一方で、減産または横ばい予想の業種もある。米国の関税措置の影響等、先行きの不透明感が強く、採用難も継続する見込み。