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業界動向調査

業況判断DIはプラス14と前期比6ポイント上昇~業況判断DIは2期連続でプラス。業況は緩やかな回復基調~

会員企業を対象に製造請負・派遣業に関する業況判断等について四半期ごとに定期調査を実施しております。2011年4月に第1回を実施し、今回で53回目となります。

【直近3カ月程度の状況】

・2024年7-9月期の売上高は、前年同期比増減率3.1%増(2024年4-6月期2.7%増)
・業況判断DI(「良い」と回答した企業の割合-「悪い」と回答した企業の 割合)はプラス14で前回調査(2024年7月・プラス8)を6ポイント上回った。(図1)

 | 人材サービス事業者団体|一般社団法人 日本BPO協会
(図1)製造請負・派遣業況判断DIの推移(JBPO動向調査)

・スタッフ社員判断DI(「不足」と回答した企業の割合-「過剰」と回答した企業の割合)はプラス91で、前回調査(2024年7月・プラス87)を4ポイント上回った。(図2)

 | 人材サービス事業者団体|一般社団法人 日本BPO協会
(図2)スタッフ社員判断DIの推移(JBPO動向調査)

・取引先数判断DI(「増加」と回答した企業の割合-「減少」と回答した企業の割合)は
 プラス28で、前回調査(2024年7月・プラス23)を5ポイント上回った。
・生産状況の回復により堅調な業況の業種、好調な業況であるとの見方がある一方で、凸凹がある状態が継続している、横ばいで大きな変動が見込まれないとの見方もある。人材確保は依然として困難な状況が続いている。


【今後の見通し】

・先行きの業況判断DIは、プラス18となっている。
・先行きのスタッフ社員判断DIは、プラス90となっている。
・生産回復が見込まれる業種を中心に好調との予想がある一方で、先行きの不透明感が強く、生産が横ばいまたは減産と予測される業種もある。採用難も継続する見込み。

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