2024年定時社員総会を開催しました
5月21日、当協会は東京都内において、定時社員総会を開催いたしました。
冒頭、清水会長より「新型コロナ感染症が5類に移行し1年が経過、日本経済は日常を取り戻した。各業種が動き出し、人材需要は底堅いものの労働力不足を背景とした人手不足により、人材確保が最大の課題である。この一年で物価上昇が更に進む中、派遣労働者や有期雇用労働者を含めたすべての働く人の持続的な賃上げが重要であり、労務費の価格転嫁を含め賃上げ機運の醸成を行政等へ強く働きかけた。DX、AI等の進展により、産業界が必要とするスキルが高度化し、人材育成への支援が益々重要性を増す中で、キャリア面談を適切に行うことが重要と考え、その一助としてプロジェクトで面談マニュアルや動画ツール開発を進め、今夏にも会員企業へ提供する。
この他、会員企業へのサービス拡充を目的に推進してきた支部設立は、この6月に九州支部を設立し、全国5支部体制が完成する。
外国人材の活躍支援に関しては、今年4月には「外国人材活躍支援委員会」を発足させた。2020年に策定した将来ビジョン2030の下、2022年より実行している第一期中期計画は、本年最終年度を迎える。所期の成果が得られるように進めるとともに、本年度後半にはこれまでの成果を踏まえつつ、変化に対応した第二期中期事業計画を策定する。
会員企業におかれては、働く人、お客様から選んでいただける事業者となれるよう行動し、協会を積極的に活用いただきたい。皆で共に成長しよう」との挨拶がありました。
総会では、次の事項が満場一致で承認され、「2024年度事業計画及び同収支予算」が報告されました。
1 2023年度事業報告及び同収支決算
2 理事選任の件
これにより、新たに2名の理事が選任され、また、専務理事に田畑一雄氏が就任することとなりました。新たな体制につきましては、こちらをご覧ください。
総会終了後には、「永年会員表彰」と「役員功労表彰」の表彰式が執り行われました。永年会員表彰では当協会に入会後10年、20年、30年在籍した会員企業8社が表彰され、役員功労表彰では永年にわたり協会事業の発展に寄与され、この度、役員を退任された新宅友穂氏(当協会前専務理事)に感謝状が贈られました。