第2回BPO業界の動向に関する調査研究委員会を開催しました
日本BPO協会は12月15日、東京都内で第2回BPO業界の動向に関する調査研究委員会(佐藤博樹委員長:東京大学 名誉教授)を開催しました。
BPO業界の動向に関する調査研究委員会は、学識経験者5名を招聘して、本年9月に立ち上げた委員会です。当協会は、2020年に「JBPO将来ビジョン2030」を策定して、活動領域をアウトソーシング全般に拡大しましたが、人材サービス分野におけるアウトソーシングについての先行研究が少なく、その実情や課題など明らかになっていない点が多くあることから、本委員会において、アウトソーシング業界の現状や課題、今後の展望を明らかにすることとしています。
委員は次の5名です。(敬称略)
委員長 佐藤 博樹 東京大学 名誉教授
委員 大木 栄一 玉川大学 経営学部 教授
委員 佐野 嘉秀 法政大学 経営学部 教授
委員 松浦 民恵 法政大学キャリアデザイン学部 教授
委員 山口 塁 独立行政法人労働政策研究・研修機構 労働政策研究所 研究員
第2回委員会では、佐野委員(法政大学 経営学部 教授)より、研究報告「物流の派遣・請負実態調査 2021年度厚生労働省委託事業『請負事業の適性化に関する調査・研究事業アンケート調査報告書 』から」が行われました。
また、「物流分野の派遣・請負」および「無期雇用・人材育成」について企業ヒアリングが行われ、委員から人材サービス業界の広がりや高度化、人材育成やキャリア形成支援等に関する質問、意見が出されました。
次回は、2024年2月に第3回委員会を開催します。本委員会は、2024年度以降も継続実施する予定です。