2022年定時社員総会・講演会・情報交換会を開催しました
5月16日東京都内において、定時社員総会、講演会、情報交換会を開催いたしました。 開催にあたっては、新型コロナウイルス感染症予防に対応して、「定時社員総会」および「講演会」につきましてはオンラインとリアルの併用型開催とし、「情報交換会」につきましては飲食を伴わないスタイルで開催しました。
冒頭、清水会長より「今年の総会は、日本BPO協会として初めての総会である。協会の活動領域の拡大を推進し、引き続き、会員拡大に努めて、アウトソーシング業界のさらなる健全化に取り組みたい。業界を取り巻く環境であるが、AI、DX等の進展により人材サービス業界も高度化が求められており、付加価値の高い分野への対応が喫緊の課題である。さらに、同一労働同一賃金など事業運営に大きな影響を及ぼす法改正が相次いでいる。また、コロナ感染拡大により、採用や営業活動、労務管理等が従来の手法では対応しきれなくなっている。これらの対応に当たっては、会員相互の情報交換が有用であり、そのための場の拡充も課題である。こうした課題に的確に対応するために2022年1月に中期事業計画を策定した。これを着実に遂行することにより、会員企業の発展、業界の発展に取り組んでまいりたい。」との挨拶がありました。
総会では、「2021年度事業報告及び同収支決算」が満場一致で承認され、「2022年度事業計画及び同収支予算」が報告されました。
「講演会」は、多くの会員に参加いただき、第1部では厚生労働省職業安定局需給調整事業課長の篠崎拓也氏を迎え、「労働力需給調整事業の現状と課題」と題して、職業安定法の改正、労働者派遣制度における教育訓練、待遇改善等について解説いただきました。第2部では、Jリーグ名誉会員で第5代チェアマンの村井満氏を迎え、「コロナ禍でJリーグを経営する」をテーマに、コロナ禍での逆境を乗り越えたJリーグ経営の判断軸について、「スピードは本気度の代替変数」「魚と組織は天日にさらすと日持ちが良くなる」「矛盾・対立意見は宝物」などのキーワードを交えて、事業運営の参考となる講演をしていただきました。
講演会に引き続いて開催された「情報交換会」では、国会議員の先生方を始め、行政、関係団体から多数の方々を来賓に迎えて、久し振りの対面での歓談にいつまでも話題が尽きない集いとなりました。
村井 満 氏 情報交換会の様子