第1回BPO業界の動向に関する調査研究委員会を開催しました
日本BPO協会は9月19日、東京都内で第1回BPO業界の動向に関する調査研究委員会を開催しました。
当協会は2020年に「JBPO将来ビジョン2030」を策定して、人材サービス業界が目指すべき方向性を示すとともに、活動領域を製造、物流を軸として、技術、販売、バックオフィスなどアウトソーシング全般に拡大しました。
人材サービス分野におけるアウトソーシングについては、先行研究が少なく、その実情や課題など明らかになっていない点が多くあります。
このため、当協会は協会の事業活動を適切に推進するためにBPO業界の動向に関する調査研究委員会を立ち上げ、アウトソーシング業界の現状や課題、今後の展望を明らかにするための調査研究を行うこととしました。2024年度以降も継続実施する予定です。
委員は次の5名です。(敬称略)
委員長 佐藤 博樹 東京大学 名誉教授
委員 大木 栄一 玉川大学 経営学部 教授
委員 佐野 嘉秀 法政大学 経営学部 教授
委員 松浦 民恵 法政大学キャリアデザイン学部 教授
委員 山口 塁 独立行政法人労働政策研究・研修機構 労働政策研究所 研究員
第1回委員会には、協会から青木理事長、出井理事、河野理事も出席して、委員と人材サービス業界の広がりや高度化、人材育成やキャリア形成支援等について意見交換を行いました。
第2回以降は人材サービス業界の企業ヒアリングを行い、最新の業界動向を把握することとしています。