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協会の活動・お知らせ

2023年定時社員総会・講演会・懇親会を開催しました

 5月24日東京都内において、定時社員総会、講演会ならびに懇親会を開催いたしました。
 冒頭、清水会長より「労働力不足を背景に人手不足が社会全体の課題になり、当業界も採用・定着が各社共通の重要課題になっている。今年の春季労使交渉でも大幅な賃上げが報道されたが、派遣・請負労働者の賃上げにつなげるために、厚生労働省などに、派遣労働者を含むすべての労働者の賃金引上げの気運づくりを強く要請した。また、産業界が必要とするスキルが変化し、専門的なスキルをもった人材の育成、提供が必要である。地道な取組みであるが、キャリア面談を的確に行うことが不可欠であることから、協会では、昨年、プロジェクトを設置し、各社の知恵を集めて、基本となるツール開発等に取り組んでいる。今後、ニーズが見込まれる設備保全人材の育成のために、ポリテクセンターと連携して、訓練コースも開設した。会員相互の情報交換の場の拡大を図るため、関西・中四国支部、関東支部設立に続き、5月26日に北海道・東北支部、6月9日に東海・北陸支部の設立総会が開催される。九州支部も来年立ち上げる予定である。協会はスポーツジムと同じで、入会しただけでは効果がない。会員企業の皆様には、協会をぜひ、積極的に活用して、事業の発展に役立てていただきたい。」との挨拶がありました。

 総会では、次の事項が満場一致で承認され、「2023年度事業計画及び同収支予算」が報告されました。
 1 2022年度事業報告及び同収支決算
 2 役員定数の見直しに伴う定款変更
 3 会費規程変更
 4 役員の選任

 また、役員全員の任期満了により、新たに18人の理事と2人の監事が選任されました。総会後に開催された臨時理事会において、会長に清水竜一氏、理事長に青木秀登氏が就任することとなりました。新たな役員につきましては、こちらを御覧ください。

 総会終了後には、今年度から新たに設けられた「永年会員表彰」と「役員功労表彰」の表職式が執り行われました。永年会員表彰では当協会に入会後10年以上の会員企業58社(表彰会員企業一覧はこちら)が表彰され、役員功労表彰では永年にわたり協会事業の発展に寄与され、この度、役員を退任された石井秀暁氏(株式会社ウイルテック取締役)、梶野秀彦氏(株式会社シグマテック代表取締役社長)、鈴木重雄氏(鈴木公認会計士事務所所長)の3氏に感謝状が贈られました。

 「講演会」は、多くの会員に参加いただき、第1部では厚生労働省職業安定局需給調整事業課長の篠崎拓也氏を迎え、「労働市場政策の課題と企業経営の視点」と題して、「最近の労働市場の動向と労働政策」「雇用仲介事業をめぐる動き」「労働者派遣に関わる動き」「フリーランスやEUの動き」「企業経営の視点~労働市場政策の観点から~」といった多岐にわたる内容により、人材サービス事業者に身近な「人材育成」や「採用」に焦点を当てた講演をしていただきました。
 第2部では、一般財団法人外国人材共生支援全国協会(通称:NAGOMi)副会長の塩崎恭久氏(元厚生労働大臣)を迎え、「外国人材の有効活用なくして成長なし」と題して、「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議」が本年5月11日に取りまとめた中間報告を踏まえた「技能実習制度」と「特定技能制度」の一体的改革の提言など外国人材の活躍支援の参考となる講演をしていただきました。

 講演会に引き続いて開催された「懇親会」は、国会議員の先生方を始め、行政、関係団体から多数の方々を来賓に迎えて、いつまでも話が尽きない和やかな歓談の場となりました。

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